オンラインカジノは合法?
日本ではオンラインカジノを運営することは認められていません。しかし日本向けに運営しているサイトを利用することは今のところ違法でもなく合法でもないという状況です。利用すると罰せられることがないということです。
これは国外に会社があり、サーバーも海外、運営もといった場合のみ対象となり、暴力団が資金源目的で運営しているような個室カジノは完全に違法となります。
オンラインカジノとカジノでは多少法整備が違う場合がありますが、現在世界的にカジノがどのように扱われているかをまとめました。
カジノ世界の状況
カジノは世界を見てもあいまいな扱いをしていることがありますが、3つに分けることができます。
1.容認
完全に認めている。
【余談】アメリカはラスベガスがカジノで有名ですが、実はすべての洲で認められているわけではなく一部の地域のみといった状況です。オンラインカジノの対しても分かれています。
2.禁止
完全に禁止している。
【余談】韓国にはカジノがありますが、旌善郡にある江原ランドを除いて韓国人がカジノを利用することを禁止しています。
3.曖昧(あいまい)
どちらでもない。日本のような状態です。認めてはいないけど、禁止にもしていないといった状態で違法にはなりません。もしこれが違法となった場合は、小額で摘発されにくい状況にある賭け麻雀もその対象となるでしょう。
合法の国
北米・中米
- アメリカ合衆国(一部の州を除く)
- カナダ(一部の地域を除く)
- バハマ
- セントクリストファー・ネイビス
- ハイチ
- アンティグア・バーブーダ
- セントビンセント・グレナディーン
- ホンジュラス
- パナマ
- コスタリカ
- ウィンドワード諸島
- タークス・カイコス諸島 – 英国の海外領土
- プエルトリコ – アメリカ合衆国の自治的・未編入領域
- サン・マルタン島 – フランスの海外準県
南米
- コロンビア
- ペルー
- ウルグアイ
- チリ
- エクアドル
- パラグアイ
- アルゼンチン
- ボリビア
- スリナム
ヨーロッパ
- イギリス
- フランス
- スペイン
- ドイツ
- イタリア
- フィンランド
- モナコ
- ポルトガル
- オランダ
- マルタ
- トルコ
- デンマーク
- エストニア
- ロシア
- ポーランド
- スロバキア
- ルーマニア
- ブルガリア
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- マケドニア共和国
- スイス連邦
アジア・オセアニア
- 韓国
- フィリピン
- インドネシア
- マレーシア
- ネパール
- カンボジア
- ベトナム
- ラオス
- シンガポール
- 北マリアナ諸島
- オーストラリア
- ニュージーランド
- バヌアツ
- マカオ
- ニューカレドニア – フランスの「特別共同体」
アフリカ
- エジプト
- モロッコ
- トーゴ
- ガボン
- ザンビア
- ボツワナ
- チュニジア
- ガーナ
- ナイジェリア
- ケニア
- ジンバブエ
- 南アフリカ共和国
- スワジランド
- レソト
- モーリシャス
- セネガル
- ガンビア
- コートジボワール
- ベナン
- リベリア
- ニジェール
- ジブチ
- マダガスカル
- セーシェル
- コモロ
日本は何故合法ではないのか
日本人は人口の約5%がギャンブルをしていると言うデータが示しているように世界を見てもギャンブルを非常に愛している国でありますが、何故カジノが認められないのか不思議に感じている人も多いでしょう。
合法化されない理由はさまざまありますが、一番の原因は法改正が必要になるということです。今は国内でカジノを運営または行為を行った場合、刑法第23章賭博及び富くじに関する罪で罰則が課せられます。
法律を変えない限り、カジノは合法として認められないことになるわけです。しかし法律を変えることはさまざまな問題が生じ簡単にいきません。増してやパチンコ業界や、その他ギャンブルの胴元は簡単には賛成しないでしょう。
もしあなたが今カジノをやってみたいということであれば海外に会社、サーバーを置くサイトを利用する方法意外には国内からカジノをする方法はありません。これからも長い期間これは変わることがないと思います。
公開日:2014/03/21 | カテゴリ:基礎知識