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2014/07/01

11億ウォンの賞金支払い拒否、韓国・済州島のカジノ

韓国・済州島のホテル内カジノで、中国人客4人が11億ウォン(約1億1千万円)を僅か2時間で稼ぎだすも、カジノ側は不正行為があったと指摘・賞金支払いを拒否し話題となっています。

指摘内容と客側の主張

中国人客がプレイしたゲームはバカラ(バカラのルールはコチラ)で、バカラはカジノ内のディーラーがカードを配分しますが、このディーラーと客が共謀を図った可能性が高いとカジノ側では指摘しています。

具体的なカジノ側の主張は下記のような内容
バカラはゲームの性質上、ディーラーと客が共謀すれば勝率を大きく高める事ができる。この中国人客は当日勝率が異様高く、賭け金も多かった。しかも2時間ばかり遊んでその後すぐに現金で全額を引き出そうとした。」と客の行動からの不自然さを中心に指摘。

一方客側の主張
勝った現金をカジノ側が一方的に支払わず、詐欺で告発すると言った主張をされた。もちろんイカサマの事実は無いし、許される話ではない」いった旨で反論。民事訴訟を起こし勝ち分の支払いを求めているようです。

互いにすれ違う主張に警察も状況と情報収集に時間が掛かっているようですが、展開次第では今後カジノの運営・評判にも大きな影響を与える事は間違いありません。

話題を呼んだ過去の事例

カジノで出金拒否の事例自体は過去に何度かあり、中でも話題を集めたのは2013年ベトナムのスロットで約49億円もの賞金が出たケースです。このスロットでは実は賞金最高額が設定してあり「本来ありえない数字が出た=故障」とみなし、カジノ側は支払いを拒否したのですが裁判で支払い命令が下されました。

それ以前の別のカジノでのケースは、同じく機種の故障を理由に払い戻しがされなかった場合もあるようなので、この決定はカジノ史上にも重要なものだったと言えるでしょう。

今回の場合はスロットではなくディーラーと顧客上の問題、「B・アフレック、カウンティングでブラックジャック禁止」のような事例もありますが、今回どのような結論となるかは非常に気になるところです。

公開日:2014/07/01 | カテゴリ:ギャンブルニュース

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