Category:ギャンブルニュース
2014/08/07
カジノ事業成功後も慎重なシンガポール
今では統合リゾート(IR)が最大の観光スポットになっているシンガポールですが、カジノ解禁への歴史は長いものでした。1985年、2002年とカジノ開設の政治議論が盛り上がりましたが、それぞれ当時の有力者により却下された経緯があります。
政府はカジノに対し、成功後も慎重な姿勢を維持
シンガポール政府は2011年に2つの統合リゾート(IR)を開業しましたが、合法化後もカジノに対して慎重な立場を崩しておらず、政府は自国企業のカジノ事業への関与。自国民の過度なカジノ訪問を常に警戒し、カジノの社会的な負の側面とも言える依存症や勤労意欲減退、反社会勢力の関与などへ敏感に対応していく方針を明確に打ち出しています。
2つのIRの成功が注目された時でも、地域開発青少年スポーツ省担当大臣は「我々はギャンブルを決してノーマルな存在、ファッショナブルな存在、名誉の称号にはしない。今後もこれまで同様、カジノを悪徳と位置付ける」と述べており、その慎重姿勢は今なお徹底されています
日本がIR建設の折にはシンガポールをビジネスモデルにするべきだとの声が多く聞かれますが、本当に模倣すべきは施設や経営スタイルだけではなく、こういった自国に及ぼす影響に対しての動き方でしょう。日本でのカジノ建設の動きは着々と進められているようですが、経済的な面だけではなく道義的な面でも良い報告があることを期待したい所ですね。
公開日:2014/08/07 | カテゴリ:ギャンブルニュース






















