カジノ合法化による芸能人への影響

以前の記事でも書いたように、パチンコ市場は冷え込みが激しく20年前に比べ人口が3分の1の1000万人程度まで落ちこんでいます。全盛期に比べ芸能人を起用した番組の縮小と店舗閉鎖も増加しており今後も歯止めがきかないことは間違いありません。

この現状に危機を感じ対策に乗り出しています。特にカジノへの関心が高いわけですが、パチンコ業界以外でもカジノ合法化に向けて早速動き出している業界があります。

フジテレビEXILEカジノ放送開始

フジテレビは4月18日深夜25：25分から新番組EXILEカジノをスタートさせます。

この番組は実際にカジノを楽しむ番組ではないものの、メンバーがさまざまなチャレンジを紹介し、成功するかどうかをベットしていく番組です。
（スタジオメンバーで最終的にコインが多いものが勝利する設定。）

カジノへの意識付けか

当たり前のことながら、日本ではカジノが今は認められていないため“カジノ”という言葉に対して合法とされている国に比べ意識は非常に低いのが現状としてあります。

そのため、今回フジテレビで放送される「EXILEカジノ」は芸能人を起用した意識付けではないかと思えるわけです。今はまだ認められていないため、ローカル番組で放送し合法化後はさらに芸能人を起用しカジノの魅力を伝えていく。もしかするとそういった考えもあるのかもしれません。

この意見に対して少し考えすぎではないかと思われるかもしれませんが、パチンコにサブリミナル効果があることをご存知でしょうか。

パチンコは決まったタイミングで大当たりを期待されるような仕組みがなされていて、さらにその効果を高めるためにCMを流し大当たりの快感を植えつけるといったある意味洗脳とも思えるようなことが行われているわけです。

これと同じでカジノでも今後同じようなことが考えられます。

この記事だけを見ると、カジノを批判するような記事になってしまいましたが、当サイトはオンラインカジノをおすすめするサイトであるため否定しているわけではありません。

しかし、もし自国民の利用も認められることになればパチンコ同様に芸能人を起用したカジノ番組、CMが続々と放映されネット上の広告にも大きな影響を与え依存症を増加させる危険性があると思っています。

そういった自体になればカジノへの印象も悪くなり誤解を招くこともありえます。

今は現実的な話ではないとしても、今後考えられる懸念点は早い段階で対策を考えておかなければ合法化への影響もあり得るでしょう。自国民の利用を許可するのであれば当サイトは広告、テレビ番組の規制は必要であると考えています。