Category:ギャンブルニュース
2014/08/25
舛添都知事「カジノがなくても日本経済よみがえる」
舛添都知事は先日フジテレビの報道番組に出演した際に「カジノは賭博であり、青少年への悪影響などもある。」と前置きしたうえで「カジノがないと日本経済はよみがえれないと言う人がいるが、そんなものなくてもよみがえる」と語りました。
カジノ誘致の急先鋒が一転、都知事交代の影響か?
先代・先々代の都知事である猪瀬氏・石原氏はそれぞれ現職時に、カジノ誘致を積極的に進めていましたが、舛添氏はカジノ誘致は都の最重要課題ではないとし、最初から同問題に対しては慎重な姿勢を示していました。
事実、舛添氏が都知事になってからは、カジノ誘致の最前線とされていたお台場の都有地が貸し出され、担当部署も格下げになる等の処置がとられました。
更に、フジテレビは昨年9月に三井不動産らと共同してカジノ都市構想を政府の国家戦略特区に提出するなど、カジノ誘致の急先鋒として知られており、そういった事情を承知の上で舛添氏は先の発言を行い、カジノに対する慎重的な姿勢を内外へ強く示しました。
政府は2020年の東京オリンピック開催をめどにカジノを建設したいと語っていますが、オリンピックの開催地である東京都知事の今回の発言を受けて、状況が大きく変わる可能性は十分にあり、今秋の臨時国会でもう一波乱あるかも知れません。しばらくは、都を含む各自治体の動きに注目です。
公開日:2014/08/25 | カテゴリ:ギャンブルニュース